ノウハウ編 [ INDEX ]ここでは、掲示板やらMLで仕入れた便利そうなノウハウをお知らせします。こりゃいいぞ!というアイデアを思いついた方はぜひお知らせください。ある人が「そんなん当たり前やろ!」というのをなかなか気づかないのが、人の常だと思います。もっともっといろんな人が楽しんでいけたらいいな、などと、考えております、はい。なお、粗品もでません、あしからず。 その1 TKさんのノウハウ1)鏡筒の水平出し鏡筒の真上の部分に棒形の水準器を両面テープで貼り付けています。これがあると最初の水平出しの時じつに便利です。北に向ける方は一応方位磁石を用意していますが、ほとんど使いません。大体北の方に向けておけば、10度や20度狂っていても望遠鏡がむいたのと同じ高さにある明るい星を探して合わせればよいわけですから、神経質になる必要は全くありません。 2)三脚の水平出し同じく棒形の水準器を2つ、専用三脚の天板下側に貼っています。1つは2本の脚と平行に、もう1本はそれと直角に。望遠鏡の追尾精度を上げるには三脚の水平出しがきわめて重要と思いますが、このように水準器を貼っておいて、先ず2本の脚に平行な方を水平にする(片方の脚を一寸調整する)、次に直角な方を第3の脚を調整して水平にする。これだけで十分な精度の水平出しができます。かかる時間は1-2分です。実際には三脚の下にランプを置き、しゃがんで水準器のバブルを見上げながら脚を調整するわけですが、下側に貼ってあるおかげでいちいち立ち上がらずに済み、とても楽に素早く作業ができます。
3)フードの自作黒い発泡ウレタンの薄板を買ってきて、接着剤付きのベルクロファスナーと組み合わせ自作してみました。使わないときは平たくできるので場所をとらず、実用性は十分です。なお、その内側に小型の使い捨て懐炉を(ベルクロで)固定するようにしてみましたが、フードがあれば冬でも露が付くことはなく、まだ懐炉は使っていません。 4)蓄電池からのコードを留めるテープNS5のコンセントが緩くて抜けやすいことは方々のホームページ(英語)に書かれています。このため、蓄電池や電灯線から電気を供給しているつもりでも、実際には内蔵電池が使われているといった事態がよく起こります。コンセントに手を加えて固くする方法もあるようですが、小生の場合はスポーツ用品屋で売っていたベルクロ付きで伸縮性のあるテープ(何かものをまとめるときに使うものらしい)の黒色のものをNS5の柱に巻いておき、使うときはコードをこれにくぐらせてコンセントにはめ、抜け落ち防止にしています。このテープがあると、運搬時のリモコン固定にも役立ち便利です。
5)かぶり布生地屋で黒い布を買ってきて、昔の写真屋がやっていたように頭からかぶって観望しています。町中でも随分見え方が向上します。
6)リモコンの工夫NS5のリモコンは、手探りではどのボタンが何なのかたいへん分かりにくい欠点があります。そこで、小さな夜光のプラスチックボタン(粘着テープがついていて、夜間に例えばスイッチの位置を示したりするために作られているもの)を東急ハンズで見つけ、↑ボタンに貼り付けました。これで、観望しながら手探りでも上下左右の調整が間違えなく行えるようになりました。
7)レンズカバーの工夫NS5の黒いレンズカバーは内側に貼ってあるフェルトがすぐにめくれて具合が悪いと思いますが、接着つきベルクロの柔らない方を適当な大きさに切って何カ所かに貼れば、めくれることもなく実にしっくりと鏡筒にはまります。 8)蓄電池の配置方法専用三脚の足の付け根を内側から見ると関節をとめている細い棒がありますが、これにスキーをまとめるときに使うベルクロテープをくぐらせ、抜け落ちないように縫うなりしておくのです。いざ三脚を開いたときに、蓄電池のホルダーをこのベルクロに通してぶら下げるとたいへん具合がよいものです。 TKさん、どうもありがとうございました。さすがに国内第1号(推測)ですねっ!双眼装置、私もほしいです。(^^) 以下、続く... |